Shogo's Blog

May 13, 2015 - 1 minute read - Comments - go golang

Go言語でSQLのトレースをする

ぴっぴ先輩が「Go言語で発行したクエリを確認したい」って言ってて、 「MySQL使っているならGeneral Logを吐けばよいのでは?」と返したんだけども、 もっと汎用的な方法はないものかと考えてみました。

Golangの database/sql はどんなDBでも対応できるよう、ドライバを自由に入れ替えることができます。 ドライバは単にdatabase/sql/driverにあるインターフェースを満たしている何かなので、 ユーザが自由に作ることができるし、interfaceを経由して直接呼び出すことも可能です。 この仕組を使って、別のドライバにそのまま渡すプロキシを作れば、ログを吐けるのでは?ということでやってみました。

使い方

まず最初にgo-sql-proxyをドライバとして登録します。

hooks := &proxy.Hooks{
	// Hook functions here(Open, Exec, Query, etc.)
}
sql.Register("new-proxy-name", proxy.NewProxy(&another.Driver{}, hooks))

あとは登録したドライバと使って新しいDBハンドラを開くだけです。

db, err := sql.Open("new-proxy-name", dataSourceName)

このハンドラを使ってクエリ実行を行うと、Hooksで登録した関数が呼び出されます。 元のドライバを直接使った場合と同じように振る舞うので、既存のコードを一切変えること無くHookを差し込めて便利!

トレーサの例

簡単なトレーサを書いてみるとこんな感じ。 発行したSQLのクエリをログに吐き出します。

package proxy

import (
	"database/sql"
	"database/sql/driver"
	"log"

	"github.com/mattn/go-sqlite3"
	"github.com/shogo82148/txmanager"
)

func main() {
	sql.Register("sqlite3-proxy", NewProxy(&sqlite3.SQLiteDriver{}, &Hooks{
		Open: func(conn *Conn) error {
			log.Println("Open")
			return nil
		},
		Exec: func(stmt *Stmt, args []driver.Value, result driver.Result) error {
			log.Printf("Exec: %s; args = %v\n", stmt.QueryString, args)
			return nil
		},
		Query: func(stmt *Stmt, args []driver.Value, rows driver.Rows) error {
			log.Printf("Query: %s; args = %v\n", stmt.QueryString, args)
			return nil
		},
		Begin: func(conn *Conn) error {
			log.Println("Begin")
			return nil
		},
		Commit: func(tx *Tx) error {
			log.Println("Commit")
			return nil
		},
		Rollback: func(tx *Tx) error {
			log.Println("Rollback")
			return nil
		},
	}))

	db, err := sql.Open("sqlite3-proxy", ":memory:")
	if err != nil {
		log.Fatalf("Open filed: %v", err)
	}
	defer db.Close()

	_, err = db.Exec(
		"CREATE TABLE t1 (id INTEGER PRIMARY KEY)",
	)
	if err != nil {
		log.Fatal(err)
	}
}

おまけ機能

proxy.NewTraceProxy を使うと上記のコードと同様のプロキシを簡単につくれます。 db.Exec, db.Query 等の呼び出しもとを報告するという便利機能付き。 ただ、logger.Output(6, "Begin") みたいな感じで「6個スタックトレースをさかのぼってログに表示」という実装をしているので、 database/sqlのアップデートと共にすぐに壊れそう。(database/sqlで何回関数呼び出しがあったかに強く依存している) 一応、Go1.1から1.4までで同じ結果を返すことは確認はしてるんだけど、将来のことまではちょっと分からない・・・。 あんまり信用はしないほうがいいかも。

こういう情報を知りたい場合どうするのがいいんだろうね。 この前作ったtxmangerのレベルでプロキシを作ったほうがいいのかなあ。