2012/10/11にくいなちゃんさん主催で開催された6さいカンファレンスのまとめ。 第6回は「幼女を描いてみよう! ~原画から彩色まで~」です。
勝手にまとめてしまったので、何か問題があれば@shogo82148まで。 (カンファレンスの内容にはくいなちゃんライセンスが適用されるらしいです.怖!)
ゆるふわ☆タイム
くいなちゃん: 今日も、前回と引き続き、プログラミングのプの字も出てこない、ゆるふわ講義ですん☆
くいなちゃん: テーマは 「幼女を描いてみよう! ~原画から彩色まで~」 ということなので、今回描いてみた絵を、いきなり完成形からご覧いただくことにします。 3時間で描いたです。 http://kuina.tes.so/6saiconf_6/img0.jpg
構図を描いてみるです!
くいなちゃん: では、順を追って、描いていくことにしましょう。 最初はもちろん、カンヴァスは白紙です。 そこに、まずは構図をテキトーに描いてみるです: http://kuina.tes.so/6saiconf_6/img1.jpg はい、ここまではみなさん描けますね。 まるで6さいが描いたようなテキトーな落書きです。
くいなちゃん: ここでのポイントは、脳内に立体をイメージすることです。 構図をイメージしやすいように、背景に線を引いていますが、無くてもイメージできるなら描く必要はありません。 注意してほしいのは、2D絵を描くからといって、2Dで捉えないことです。 アニメ絵でも同様ですん
くいなちゃん: はい、キャラに、顔と髪を追加してみました。 http://kuina.tes.so/6saiconf_6/img2.jpg えっ、完成形と絵が違う? キニシナイ! あと、独りでは寂しいので、小鳥も追加しました。
色を塗っていくです!
くいなちゃん: アニメ調の絵を描く場合は、ここからアニメ塗りをしていただけば完成しそうなんですが、せっかくなので、油彩画っぽく塗っていくことにします。
くいなちゃん: まずは、べた塗りです。 http://kuina.tes.so/6saiconf_6/img3.jpg
くいなちゃん: なんてことはありません。 太いブラシで、テキトーに塗っただけです。 はみ出しまくってますね。 しかし、ブラシが太いので、細かな部分はそもそも塗れません。 このくらいテキトーでもキニシナイでok
くいなちゃん: 人物に影が、若干付けられていますが、原画を描くときに立体を意識したならば、光源を意識すればある程度付けられると思います。 物理学的に考えるのです!
細部を塗っていくです!
くいなちゃん: はい、次は、もう少し細いブラシで、細部を塗っていきます。http://kuina.tes.so/6saiconf_6/img4.jpg 基本的には、最初に太いブラシで大まかに塗り、徐々にブラシを細くしていき、細部を描きこんでいく流れですね。 ブラシの目安は、半々にしていくと良さそうです
くいなちゃん: この時点で、服に謎の模様が描かれていますが、テキトーです。 その太さのブラシで表現できる粒度のものを塗ってください。
くいなちゃん: で、更に細いブラシで塗っていきます(3段階目) そして、このあたりまで塗ったら、試しに線画(原画)を外してみましょう。 http://kuina.tes.so/6saiconf_6/img5.jpg おや、線画が無くても 綺麗に見えますね!
くいなちゃん: 目を描きこんでいなかったのは、意図的です。 最初のアニメ調の絵で完成させたい場合は、目も塗ってあげてください。
顔を描くです!
くいなちゃん: はい、それでは、もう線画が無くても輪郭が解りますので、線画は非表示にしたまま塗っていきましょう。 更に細いブラシで塗ります。
くいなちゃん: で、最後に、ちょー細いブラシで描きこんだらこうなりました。 http://kuina.tes.so/6saiconf_6/img6.jpg ついでに顔も描きこんでます。 顔の書き方は、ひたすら練習&お勉強する必要があるので、切磋琢磨しましょう。 まあ、それは何を描くのにも当てはまるのですが。 小鳥さんにも、目を描きました。
くいなちゃん: 塗っているときは、果たして綺麗な絵に仕上がるのか… という不安もあると思います。 が、だんだん細いブラシで塗っているうちに、あるとき急に「絵」となる瞬間が来るのです。 信じて塗りましょう☆
Pho…色調補正
くいなちゃん: あとは、Pho… 色調を補正して、テキトーにサインっぽいものを入れて、完成ですん☆ http://kuina.tes.so/6saiconf_6/img0.jpg かんたんでしょ?
くいなちゃん: 今回はデジタルでしたが、アナログで油彩画などを描く場合、今回のように線画を表示したまま塗ることはできません。 その場合、まず鉛筆などで薄く線画を描き、べた塗りの段階である程度境界をしっかりさせておき、あとは脳内で頑張る必要がありますね。